◎
市長(
栗山康彦) 本日、ここに
令和3年第5回
浅口市議会定例会を招集いたしましたところ、
議員の皆様におかれましては、大変御多用の中、御出席を賜り、心から感謝を申し上げます。また、平素より
市議会をはじめ
市民の皆様には、市政の推進に格別の御協力を賜っておりますこと、重ねて厚く御礼を申し上げます。 さて、本日提案いたしております
議案は、
条例案件4件、
予算案件2件、
決算認定10件、その他の案件2件でございます。よろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようよろしくお願いいたします。 それでは、
承認第4号
専決処分した事件の
承認についてを御説明いたします。
承認第4号
専決処分した事件の
承認について(和解及び
損害賠償額の決定について)。 本案は、
公用車の事故について
相手方と和解し、
損害賠償額を決定したもので、
地方自治法第179条第1項により
専決処分を行いましたので、
承認を求めるものであります。 事故の概要は、
令和3年6月10日、
浅口市鴨方町六条院中2347番地1、
聖華こども園駐車場内において、
公用車が
相手方の
駐車場門扉に接触し、
駐車場門扉が破損したものであります。和解の内容は、
本件事故に対する損害賠償として、市が
相手方に対し15万4,000円を支払うというもので、市が加入する保険にて対応いたします。よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
井上邦男)
日程6、
議案第48号
浅口市の
議会の
議員及び長の選挙における
選挙運動用ビラの作成の公営に関する
条例の制定についてを議題とします。
提出者より
提案理由の説明を求めます。
市長。
◎
市長(
栗山康彦)
議案第48号
浅口市の
議会の
議員及び長の選挙における
選挙運動用ビラの作成の公営に関する
条例の制定について。 本案は、公職選挙法第142条第11項の規定に基づき、候補者の選挙運動に係る経費負担を軽減することにより立候補の機会均等を図るため、
浅口市の
議会の
議員及び長の選挙における
選挙運動用ビラの作成の公費負担に関して、必要な事項を定めるものであります。 詳細につきましては、担当部長から説明をさせます。よろしくお願いいたします。
○
議長(
井上邦男) 担当部長の補足説明を求めます。 徳田
企画財政部長、どうぞ。
◎
企画財政部長(徳田政太郎)
議案第48号
浅口市の
議会の
議員及び長の選挙における
選挙運動用ビラの作成の公営に関する
条例の制定について。 本案は、
浅口市議会議員及び
浅口市長選挙における
選挙運動用ビラの作成について、限度額の範囲内で公費負担できるようにするため、必要な事項を定めるものであります。
条例の施行日は公布の日からとし、施行日以降にその期日を告示される
浅口市議会議員選挙及び
浅口市長選挙から適用するものであります。よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
井上邦男) この際、
日程7、
議案第49号
浅口市
個人情報保護条例及び
浅口市
行政手続における特定の
個人を識別するための番号の
利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する
条例の一部を改正する
条例についてから
日程第9、
議案第51号
浅口市
移動等円滑化のために必要な市道の構造に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例についてを一括議題とします。
提出者より
提案理由の説明を求めます。 副
市長、どうぞ。
◎副
市長(松田勝久)
議案第49号から
議案第51号までを一括して提案いたします。
議案第49号
浅口市
個人情報保護条例及び
浅口市
行政手続における特定の
個人を識別するための番号の
利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する
条例の一部を改正する
条例について。 このたびの改正は、
行政手続における特定の
個人を識別するための番号の
利用等に関する法律の改正等に伴い、関係する2
条例を一括して改正するものであります。内容につきましては、関連する字句の改正及び号ずれの対応を行うものであります。
議案第50号押印の
見直しに伴う
関係条例の
整備に関する
条例について。 このたびの改正は、国や県において
行政手続における押印廃止に向けた取組が進められる中で、本市においても
行政手続の簡素化を図るため、関係する4
条例を一括して改正するものであります。
議案第51号
浅口市
移動等円滑化のために必要な市道の構造に関する基準を定める
条例の一部を改正する
条例について。 このたびの改正は、
高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、本
条例の一部を改正するものであります。内容につきましては、新たに道路の構造に旅客特定車両停留施設の定義が規定されたため、関係条項を改めるものであります。 以上、よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
井上邦男) この際、
日程10、
議案第52号
令和3年度
浅口市
一般会計補正予算(第5号)及び
日程11、
議案第53号
令和3年度
浅口市
介護保険特別会計補正予算(第2号)を一括議題とします。
提出者より
提案理由の説明を求めます。
市長、どうぞ。
◎
市長(
栗山康彦) それでは、
議案第52号及び
議案第53号を一括して提案いたします。
議案第52号
令和3年度
浅口市
一般会計補正予算(第5号)につきましては、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策事業費、
新型コロナウイルスワクチン接種事業費及び防災行政無線情報伝達システム
整備事業費等を計上するもので、5億3,772万9,000円の増額補正を行うものであります。 続きまして、
議案第53号
令和3年度
浅口市
介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、諸支出金を計上するもので、7,010万7,000円の増額補正を行うものであります。 以上、概要を申し上げましたけれども、詳細につきましては担当部長から説明をさせます。よろしくお願いいたします。
○
議長(
井上邦男) 担当部長の補足説明を求めます。 まず、一般会計の補足説明を求めます。 徳田
企画財政部長。
◎
企画財政部長(徳田政太郎) それでは、
議案第52号
令和3年度
浅口市
一般会計補正予算(第5号)について御説明をいたします。 補正前予算額145億7,595万3,000円、
補正予算額5億3,772万9,000円を追加、補正後予算額151億1,368万2,000円であります。 歳出の主なものといたしましては、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策事業費1億8,230万6,000円、
新型コロナウイルスワクチン接種事業費7,761万6,000円、事業者応援
補助金3,300万円、市出身学生応援事業費115万円、防災行政無線情報伝達システム
整備事業費1億8,464万9,000円となっております。 歳入の主なものといたしましては、新型
コロナウイルス
ワクチン接種対策費負担金3,586万8,000円、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金5,470万円、新型
コロナウイルス
ワクチン接種体制確保事業費
補助金4,174万8,000円、緊急防災・減災事業債1億8,460万円、前年度繰越金1億6,997万4,000円を計上しております。よろしくお願いいたします。
○
議長(
井上邦男) 次に、介護保険特別会計の補足説明を求めます。 石田
健康福祉部長、どうぞ。
◎
健康福祉部長(石田康雄) それでは、
議案第53号
令和3年度
浅口市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について説明をいたします。 補正前予算額38億5,894万8,000円、補正額7,010万7,000円、補正後予算額39億2,905万5,000円。 歳出といたしましては、諸支出金7,010万7,000円。 歳入といたしましては、支払基金交付金309万3,000円、繰入金52万2,000円、繰越金6,649万2,000円を計上をしております。 主な理由といたしましては、
令和2年度の介護給付費等の精算による国、県などへの返還金を計上するものであります。よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
井上邦男) この際、
日程12、
認定第1号
令和2年度
浅口市
一般会計歳入歳出決算の
認定についてから
日程19、
認定第8号
令和2年度
浅口市
工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてまでを一括議題とします。
提出者より
提案理由の説明を求めます。 笠原
会計管理者、どうぞ。
◎
会計管理者(笠原浩一) ただいま上程されました
認定第1号
令和2年度
浅口市
一般会計歳入歳出決算の
認定についてから
認定第8号
令和2年度
浅口市
工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてまでの8会計につきまして、
監査委員の審査をいただいて御提案申し上げるものです。
令和2年度
決算においては、厳しい社会経済情勢の中、安定的な財政の運営に努め、各会計とも黒字を計上いたしております。一般会計及び特別会計の実質収支は、一般会計で10億9,303万8,000円、7つの特別会計の合計では8億4,958万3,000円となっております。 まず、
認定第1号
令和2年度
浅口市
一般会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入総額196億9,405万3,000円、歳出総額185億6,483万1,000円。歳入は、
コロナ対策に係る国庫支出金の増等により、前年度に比べ41億9,122万4,000円の増額、歳出は、同じく
コロナ対策に係る総務費等の増により、前年度に比べ42億9,255万2,000円の大幅な増額となっております。翌年度への繰越財源3,618万4,000円を除いた実質収支額は10億9,303万8,000円、このうち5億5,000万円は、
地方自治法第233条の2及び地方財政法第7条の規定により財政調整基金へ繰入れを行っております。 それでは、歳入の主なものについて御説明申し上げます。 市税36億1,648万円、地方交付税49億8,393万5,000円、国庫支出金58億893万7,000円、県支出金9億3,837万2,000円、市債12億4,944万2,000円となっております。 次に、歳出で目的別に主なものは、総務費55億634万円、民生費46億9,199万8,000円、土木費21億9,254万3,000円となっております。 次に、財政状況を見るバロメーターとして一般的に使われております財政指標につきましては、財政力指数0.444、経常収支比率は92.1%となっております。 続いて、
認定第2号
令和2年度
浅口市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入総額43億3,872万7,000円、歳出総額37億5,796万9,000円、歳入歳出差引き実質収支額5億8,075万8,000円となっております。 歳入の主なものは、国民健康保険税6億5,425万5,000円、県支出金29億1,617万4,000円、一般会計繰入金2億5,204万4,000円。 歳出の主なものは、保険給付費28億8,544万9,000円、国民健康保険事業費納付金8億3,175万3,000円となっております。 次に、
認定第3号
令和2年度
浅口市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入総額5億9,354万3,000円、歳出総額5億9,353万4,000円。 歳入の主なものは、後期
高齢者医療保険料4億4,546万5,000円。 歳出では、後期
高齢者医療広域連合納付金5億8,250万円となっております。 次に、
認定第4号
令和2年度
浅口市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入総額351万9,000円、歳出総額は121万5,000円。 歳入の主なものといたしましては、貸付金元利収入171万2,000円。 歳出の主なものは、市債元金償還金32万4,000円となっております。 次に、
認定第5号
令和2年度
浅口市
介護保険特別会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入総額40億8,539万1,000円、歳出総額38億2,247万2,000円。 歳入の主なものといたしましては、介護保険料7億9,773万5,000円、国庫支出金9億1,353万5,000円、支払基金交付金9億6,471万8,000円、県支出金5億7,623万6,000円、一般会計繰入金5億4,010万6,000円。 歳出の主なものは、保険給付費34億7,291万8,000円となっております。 次に、
認定第6号
令和2年度
浅口市
畑地かんがい給水事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入総額は1,807万5,000円、歳出総額は1,562万5,000円となっております。 次に、
認定第7号
令和2年度
益坂財産区
特別会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入の総額は548万円で、その主なものは、基金繰入金337万8,000円。 歳出の総額は433万8,000円で、その主なものは、総務管理費277万3,000円、林業費156万5,000円となっております。 次に、
認定第8号
令和2年度
浅口市
工業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてであります。 歳入総額8,268万7,000円、歳出総額8,268万6,000円であります。 歳入の主なものは、繰越金6,229万6,000円。 歳出では、
工業団地開発事業費5,919万6,000円であります。 以上、
令和2年度
浅口市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算について御説明いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
○
議長(
井上邦男) ここで
浅口市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算の審査意見について、代表
監査委員から
報告をお願いします。 円尾代表
監査委員、どうぞ。
◎
監査委員(円尾純也) 代表
監査委員の円尾です。日頃から大変お世話になっております。 去る7月13日より、香取
監査委員とともに
令和2年度
浅口市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算審査を実施いたしました。その審査意見を申し上げます。 審査の対象は、一般会計及び特別会計並びに各種基金の運用状況であります。審査した書類は、各会計の歳入歳出
決算書、歳入歳出事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書であります。審査の期間は、7月13日から7月21日までのうち4日間実施いたしました。審査に当たっては、
決算の計数は正確であるか、関係法令に基づき適正に行われているか、財産の管理は適正に行われているか、さらに予算が適正かつ効率的に執行されているかなどの諸点に留意し、照合・審査を実施いたしました。 審査の結果、計数は正確であり、予算執行及び会計処理等全般についておおむね適正であると認められました。 なお、詳細につきましては意見書に記載のとおりですが、概要について申し上げます。金額につきましては、万円単位で申し上げます。
令和2年度の一般会計及び特別会計の総額では、歳入
決算額は288億2,147万円、歳出
決算額は268億4,267万円、形式収支額は19億7,880万円となり、翌年度に繰り越すべき財源を控除した実質収支額は19億4,262万円となっております。 一般会計の歳入につきましては、総額のうちに占める自主財源の割合は、前年度に比べ11.1ポイント減少し29.5%となっており、残り70.5%は依存財源であります。自主財源である市税の割合は、前年度に比べ5.9ポイント減少し18.4%となり、依存財源の中で最も多い国庫支出金の割合は、前年度に比べ20.2ポイント増加し29.5%となっております。これは、
新型コロナウイルス感染症対応に係る特別定額給付事業
補助金や臨時交付金が増額したためであります。今後も新型
コロナウイルス対応を含めた国や県の動向等にも注視し、必要な政策が展開できる財源の調達、確保に全力で取り組まれることを強く望みます。 収納状況につきまして、市税の収入未済額は2億7,093万円、不納欠損額は521万円となっております。また、国民健康保険税の収入未済額は1億2,747万円、不納欠損額は283万円となっております。 市税及び国民健康保険税を除いた税外収入金の収入未済額は、一般会計及び特別会計の合計の総額で1億6,415万円、不納欠損額は44万円となっており、事業が繰り越されたことにより収入未済となった国庫
補助金等を除くと、その主なものは保育所運営費保護者負担金、市営住宅使用料、後期
高齢者医療保険料、住宅新築資金等貸付金元利収入、介護保険料等であります。 収入未済額は、全体で見ると前年度に比べ増加していますが、国庫負担金等を除く保険料等はおおむね減少していることから、継続的な収納対策によるものと評価できます。不納欠損額については、公共下水道事業が公営企業会計へと移行したことから、全体としては減少しているものの、市税及び国民健康保険税は増加しております。処理については、関係法令に基づき、真にやむを得ないものに限定されるべきことに留意し、
市民の納税意欲を阻害することのないよう、慎重かつ厳正な対応を継続されるようお願いします。当年度も
浅口市滞納処分等検討
委員会を開催し、税及び税外諸収入金の滞納処分、執行停止、欠損処分等の事項について検討されているところではありますが、今後も効率的な滞納整理を進め、収入未済額の解消に向けたさらなる努力を望むものであります。 歳出につきましては、予算執行率は前年度に比べ1.3ポイント高くなり、93.2%となっております。事業の実施に当たっては、経費全般についてより一層の節減等を図り、最少の経費で最大の効果を得られるよう取り組まれることを望みます。
補助金につきましては、対象となる事業の効果や必要性を検証した上で交付するようお願いいたします。 時間外勤務手当につきましては、総支給額が5,425万円であり、前年度と比べ約670万円の減額となっておりました。しかし、時間外勤務時間数の上位者の合計は毎年増加しており、業務量の差が拡大しているように見受けられます。働き方改革を推進し、さらなる時間外労働の縮減に努められるよう望みます。 終わりに、新型
コロナウイルスの影響により依然として経済動向は不透明であり、今後も景気は厳しい状況が続き、市税等の減収が予想されます。今後の行財政運営に当たっては、創意工夫を凝らし、多様化する
市民ニーズに対応するとともに、経費の削減、合理化を図り、健全で効率的な財政運営を望むものであります。 以上で
令和2年度
浅口市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算の
監査委員の審査意見の
報告を終わります。ありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
井上邦男)
日程20、
認定第9号
令和2年度
浅口市
水道事業会計積立金の処分及び
決算の
認定について及び
日程21、
認定第10号
令和2年度
浅口市
下水道事業会計剰余金の処分及び
決算の
認定についてを一括議題とします。
提出者より
提案理由の説明を求めます。
市長、どうぞ。
◎
市長(
栗山康彦) それでは、
認定第9号及び
認定第10号を一括して提案いたします。
認定第9号
令和2年度
浅口市
水道事業会計積立金の処分及び
決算の
認定について。
令和2年度の給水戸数は1万3,931戸で、給水人口は3万2,894人となっており、行政区域内の人口に対する普及率は97.2%となっております。 損益勘定の収入は7億195万1,000円、支出は7億3,708万3,000円となり、消費税を差し引くと3,425万9,192円の当年度純損失となりました。なお、当年度未処理欠損金3,271万500円につきましては、建設改良費積立金を取り崩し、補填いたします。 次に、資本勘定の収入は1億9,124万9,000円、支出は2億2,611万5,000円となり、不足額3,486万6,000円は過年度分損益勘定留保資金で補填しております。
認定第10号
令和2年度
浅口市
下水道事業会計剰余金の処分及び
決算の
認定について。
令和2年度の使用世帯数は8,692世帯で、使用人口は2万880人となっており、処理区域内の人口に対する水洗化率は80.0%となっております。 損益勘定の収入は14億8,687万1,000円、支出は13億9,269万6,000円となり、消費税を差し引くと8,114万9,999円の当年度純利益となりました。 次に、資本勘定の収入は7億1,317万3,000円、支出は12億2,264万4,000円となり、不足額5億947万1,000円は当年度分消費税資本的収支調整額1,968万1,000円、当年度分損益勘定留保資金4億4,703万4,000円、当年度利益剰余金4,275万6,000円で補填しております。 なお、未処分利益剰余金につきましては、減債積立金に4,275万6,000円を積立てし、繰越利益剰余金として3,839万4,000円繰り越す予定であります。 以上、よろしくお願いいたします。
議長、すいません。
○
議長(
井上邦男) はい、どうぞ。
◎
市長(
栗山康彦) ちょっと金額が間違っておりました。
○
議長(
井上邦男) こっちで言ってもらえますか、
市長、こっちで。 どうぞ。
◎
市長(
栗山康彦) 当年度未処理欠損金3,271万500円と申し上げましたけれども、3,271万50円の間違いでございます。訂正させていただきます。
○
議長(
井上邦男) ここで
浅口市水道事業会計
決算及び
浅口市下水道事業会計
決算の審査意見について、代表
監査委員から
報告をお願いします。 円尾代表
監査委員、どうぞ。
◎
監査委員(円尾純也)
令和2年度水道事業会計
決算の審査意見を申し上げます。 審査した書類は、損益計算書、剰余金計算書、貸借対照表等の
決算報告書、事業
報告書、収益費用明細書、固定資産明細書及び企業債明細書であります。審査は7月20日に実施いたしました。審査に当たっては、
決算の計数は正確であるか、関係法令に基づき適正に行われているか、予算が適正かつ効率的に執行されているかなどの諸点に留意し、照合・審査を実施しました。 審査の結果、審査に付された水道事業会計の
決算書及び附属書類はいずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿に符合し正確であり、予算の執行は正確であると認められました。 経営の状況につきましては、収益的収支において税込みで水道事業収益7億195万円に対し、水道事業費用7億3,708万円となっております。 また、資本的収支においては、資本的収入1億9,124万円に対し、資本的支出2億2,611万円となっております。 財務比率につきましては、自己資本構成比率は89.3%、固定資産対長期資本比率は78%、また流動比率は575.2%で、適合した状態、あるいは理想比率を上回った状態であると認められました。しかしながら、当年度の収益的収支は赤字となっており、給水原価が供給単価を上回り、原価割れの状態は依然として続いています。問題解決を図り、健全経営に努めるようお願いいたします。 水道料金の未納分は、現年、過年合計して税込み2,888万円となっております。市全体で徴収体制の
整備・強化に取り組み、財源の確保と負担の公平性を維持するよう強く望みます。 水道事業の経営環境は、人口減少に伴う水需要の減少や料金収入の減少、水道施設更新費用の増大に加え、新型
コロナウイルスの影響も重なり厳しい経営状況が予想されますが、
浅口市水道事業の基本理念に基づき、安心で安全な水の安定供給と健全経営を望むものであります。 引き続きまして、
令和2年度下水道事業会計
決算の審査意見を申し上げます。 当年度は、
令和2年4月1日に地方公営企業法の一部適用による公営企業会計に移行したため、企業会計方式による最初の
決算となっております。 審査した書類は、損益計算書、剰余金計算書、貸借対照表等の
決算報告書、事業
報告書、収益費用明細書、固定資産明細書及び企業債明細書であります。審査は7月20日に実施いたしました。審査に当たっては、
決算の計数は正確であるか、関係法令に基づき適正に行われているか、予算が適正かつ効率的に執行されているかなどの諸点に留意し、照合・審査を実施しました。 審査の結果、審査に付された下水道事業会計の
決算書及び附属書類はいずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿に符合し正確であり、予算の執行は適正であると認められました。 経営の状況につきましては、収益的収支において税込みで下水道事業収益14億8,687万円に対し、下水道事業費用13億9,269万円となっております。 また、資本的収支においては、資本的収入7億1,317万円に対し、資本的支出12億2,264万円となっております。 財務比率につきましては、自己資本構成比率は59.6%、固定資産対長期資本比率は102.9%、また流動比率は21.8%であります。 下水道使用料及び受益者負担金分担金の未納分は、現年、過年合計して税込み1,507万円となっております。市全体で徴収体制の
整備・強化に取り組み、財源の確保と負担の公平性を維持するように強く望みます。当年度の収益的収支は黒字となりましたが、資本的収入とともに一般会計からの繰入金が多額となり、本市の大きな財政負担になっています。より一層の経営健全化に取り組み、経費の抑制に努めるようお願いいたします。 下水道事業の経営環境は、人口減少に伴う使用料収入の減少、下水道施設更新費用の増大など、多くの課題に直面しています。今後、これらの課題に対応し、将来にわたり持続可能な経営を確保するための取組を進め、安定したサービスが提供できるよう望むものであります。 以上で
令和2年度水道事業会計及び下水道事業会計
決算の
監査委員の審査意見の
報告を終わります。 なお、地方公共団体の財政健全化に関する法律の規定により、
令和2年度財政健全化及び経営健全化審査を8月17日に実施し、その結果を
市長に
報告しておりますので申し添えておきます。ありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○
議長(
井上邦男)
日程22、
報告第6号
長期継続契約の
締結状況についてを議題とします。
提出者より
提案理由の説明を求めます。 副
市長、どうぞ。
◎副
市長(松田勝久)
報告第6号
長期継続契約の
締結状況について。 このたび
長期継続契約を締結したものは、金光小学校、金光中学校におけるA3フルカラーデジタル複合機のリース契約が1件、健康福祉センター1階事務室におけるA3フルカラーデジタル複合機のリース契約が1件、生活環境部市民課におけるマイナンバーカード申請補助端末のリース契約が1件、同じく生活環境部
市民課におけるマイナンバーカード及び在留カード裏面用プリンターのリース契約が1件、鴨方図書館におけるA3フルカラーデジタル複合機のリース契約が1件、市役所本庁舎2階電算室における戸籍の附票・副本連携用サーバーの賃貸借契約が1件、寄島総合支所1階事務室におけるA3フルカラーデジタル複合機のリース契約が1件の計7件であります。契約期間はいずれも5年間であります。よろしくお願いいたします。
○
議長(
井上邦男) 本日上程された
議案に対する
質疑については、9月8日に行う予定でありますので申し添えます。 以上で本日の
日程は全て終了しました。 お諮りします。 明日9月1日から9月3日までは
議案調査等のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○
議長(
井上邦男) 御異議なしと認めます。よって、明日9月1日から9月3日までは休会とすることに決定しました。 次の本
会議は9月6日午前9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 本日はこれをもちまして散会といたします。 御苦労さまでした。 午前10時35分 散会...